
宅建の資格があると、就職や転職に有利って聞いたけどホントかな?
なぜ有利になるんだろう?

宅建資格があると、就職・転職はもちろん、就活にも有利だよ!
今日はなぜ、宅建が有利な資格と言われているか説明するね
宅建の資格は就職・転職・就活に有利です。
民法などの法律に詳しくなり、人生で「失敗したなぁ」と思うことが少なくなります。
宅建試験は誰でも受験できますので、ぜひ、チャレンジしてみましょう。
宅建はなぜ就職・転職・就活に有利なのか?

不動産業界では、宅建試験に合格した人(宅建士)を優先的に雇いたいと思っています。
宅建の知識が役立つからという理由もありますが、それよりも重要な役割が宅建士にはあります。
不動産会社(宅建業者)の各事務所の従事者5人につき、1人以上の宅建士を置かなければならない「設置義務」があるのです。
事務所に8人勤めていれば、2人の宅建士が必要。
事務所に50人勤めていれば、10人の宅建士が必要となるのです。
この設置義務により、企業は必ず宅建士を雇わなければならないのです。
これは就職する側からすると、宅建資格を持っていることは大きな強みですね。
さらに、社内リストラをしなければならない時でも、【宅建士=絶対に必要な人】なので、リストラ対象になりにくいでしょう。
実は、私が宅建資格を取ろうと思った動機も、「宅建資格は転職に有利、宅建士は大事にされる」ということからでした。
また、事務所内の宅建士の設置人数が足りていても、宅建士には「独占業務」というものがあります。
不動産業界では、宅建士しかできない仕事があるので、仕事面でも重宝されます。
以上の理由から、宅建の資格を持つ人は就職・転職の際も優遇されるといえます。
もちろん、資格がなくても働ける業界ではありますが、経営者からすれば、無資格者よりも有資格者のほうを採用したいですよね。
大学生の就活にも有利な資格です。
大手不動産会社の採用では、宅建の資格を持っていることで、選考が有利になることもあります。
新卒で不動産業界への就職を考えている人は、学生のうちに取っておきたい資格ですね。
不動産業界以外にも、銀行・小売・建築などの業界でも活躍

宅建士の勤務先というと、不動産業界が主となりますが、それ以外の業界でも活躍の場が広くあります。
たとえば、銀行では融資業務をする際、不動産の担保価値をつけるために、宅建の知識が活かせます。
また、建築業界においても建築した物件を販売するために、不動産の知識が必要となり、宅建士が重宝されます。
宅建士は、不動産業界以外でも幅広く活躍できる資格です。
余談ですが、特に就職や転職に関係のない方でも、宅建の内容を知っておくことは、人生の役に立ちます。
ご自身が家を買ったり、売ったり、またマンションを借りたり、貸したりする際に、宅建の知識があるとないでは、結果が雲泥の差です。
相続や抵当権、債務についても学びますので、宅建の勉強をしておくと、人生において「失敗したなぁ」と思うことが少なくなりますのでオススメです。
宅地建物取引士(宅建)試験に合格する

就職や転職、就活に有利な宅建士になるには、宅建試験に合格しなければなりません。
宅建試験は受験資格がなく、学歴に関係なく、だれでも受験可能です。
試験は全部で50問あり、四肢択一式のマークシートで答える筆記試験となります。
試験時間は2時間で、試験科目は権利関係、宅建業法、法令上の制限、税金・その他の4分野です。
土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
宅地及び建物の価格の評定に関すること。
宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
参考:「不動産適正取引推進機構」宅建試験の概要(http://www.retio.or.jp/exam/exam_detail.html)
以上が、試験内容となっています。
試験は原則として毎年10月の第3日曜日に行われますが、2020年は10月18日もしくは、12月27日となっています。
試験実施場所は原則として、自分が住んでいる都道府県となり、受験手数料は7000円です。
宅建試験の合格率は毎年約15~17%です。
難易度としては、簿記2級より難しく行政書士試験と比べると易しいといったところでしょうか。
決して、楽に合格できる試験ではありませんが、しっかりと勉強をすれば大丈夫です。
私は専業主婦のとき、子育てしながら、独学で一発合格しました。
才能のあるなしに関わらず、勉強すれば、それに比例して結果が出る資格なので、将来の為にも取っておいて損はない資格です。
まとめ
宅建の資格を持っていると、不動産業界において、「設置義務」「独占業務」の観点から、就職・転職・就活に有利になります。
また、不動産業界だけではなく、銀行・小売・建築業にも必要な人材となることができます。
就職には資格を取るのが良いといわれていますが、宅建は面接官にアピールできる資格です。
宅建試験は年に1回(2020年は2回予定)の試験で、主に不動産について問われます。
受験資格はないので、誰でも受けることができます。
合格率が約15~17%なので、簡単に合格できる試験ではありませんが、現在、不動産業界で働いていなくても、勉強すれば十分合格できる資格です。
就職・転職・就活にも有利で、人生で役立つ知識が学べる宅建。
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

動画で【宅建を取ることをおすすめする5つの理由】を解説