今回は、建物について学習します。
ここは5問免除科目ですので、5問免除の登録講習を受けた方はスルーで結構です。
5問免除のない方は、ぜひ、1点をゲットしましょう。
土地に続き、建物もあこ画伯の絵が炸裂しています♪
聞きなれない用語も出てきますが、絵をみながらイメージしたり、ポイントとなるところは赤字にしてありますので、効率よく学習しましょう。
アウトプット問題もありますので、チャレンジしてくださいね。
どのような問題が出やすいかもお話ししています。

あこ画伯の絵をお楽しみください
建築材料
建物の構造は主要構造部を構成する材料により変わる。




木造


1階に大きな部屋を設けると1階部分の柱が少なくなり、2階に対する支えが弱くなるため、広い部屋を階下に設けることは避けた方がよい。


鉄筋コンクリート造
鉄筋とコンクリートのそれぞれの特性を活かした構造。
耐火性、耐久性があり、耐震性、耐風性にも優れた構造。
用いている鉄がさびると、構造体の耐久性に影響を及ぼすので、錆を防いでいるコンクリートのアルカリ性が空気中の炭酸ガスによって失われて、中性化することを防ぐ必要がある。






鉄骨造
鉄骨造は骨組みを鉄鋼材でつくる構造。
自重が小さく、靭性が大きいことから、大空間の建築、高層建築に使用される。


鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の優れた点を組み合わせた構造。
優れた強度、靭性があるので、高層建築物に用いられる。
昔は超高層建築物は難しいとされていたが、近年、コンクリートと鉄筋の強度が向上しており、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建築もみられるようになった。


基礎


建築物の地震対策


建築物の構造


問題に挑戦!
建築物の構造と材料に関する次の記述は誤っている。どこが誤っているのかを見つけ、理由を述べよ。
1.既存不適格建築物の耐震補強として、制震構造や免震構造を用いることは適していない。
2.鉄骨構造は、不燃構造であり、耐火材料による耐火被覆がなくても耐火構造にすることができる。
3.コンクリートの引張強度は、圧縮強度より大きい。
4.木造は湿気に強い構造であり、地盤面からの基礎の立上がりをとる必要はない。
問題の解説は「あこ課長の宅建講座 建物」を御覧ください。



YouTube:あこ課長の宅建講座も併せてご覧ください。
ブログと連動していますので、さらに理解力がUPしますよ。