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意思表示 錯誤・心裡留保 宅建2022

意思表示2

意思表示の5つのうち、今回は「錯誤、心裡留保」について学習します。

特に錯誤は民法改正点になりますので、今年もまだまだ要チェックです。

誰を保護すればよいかに着目して、相関図を書くといいですね。

問題を解いてアウトプットも忘れずに行いましょう。

あこ課長

ボリュームがありますので、2回に分けて投稿してます。

試験出題率(意思表示単元全体)
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目次

錯誤

表示の錯誤

錯誤とは勘違いで意思表示すること。

錯誤による意思表示は取り消しできる。

表示の錯誤は意思と表示が違うこと。

意思を表示する際に勘違いしてしまった場合。

錯誤とは

動機の錯誤

動機の錯誤とは、意思と表示は合致しているが、動機部分で勘違いしてしまったこと。

動機の錯誤

錯誤を取り消す条件

錯誤の取り消しを主張するには、条件2つクリアしなければならない。

①錯誤が、契約などの法律行為の目的および取引上の社会通念に照らして重要なものであること。

②勘違いをした人に重大な過失がないこと。

錯誤重過失

勘違いした人(A)に重大な過失がある場合は、原則として取り消すことはできない。

★取り消しができる場合

①相手方もAに錯誤があることを知っていたり、重大な過失により知らなかった場合。

②相手方がAと同じ錯誤に陥っていた時。

錯誤取消

第三者がいる場合

第三者が「善意無過失」の場合は対抗できない。 

錯誤第三者

心裡留保

心裡留保とは、当事者の一方がわざと真意と異なる意思表示をすること。

心裡留保による意思表示は有効である。

心裡留保2

ただし、BがAの真意ではないことを知っていた場合(悪意)や、注意すれば知ることができた場合(善意有過失)は無効

なお、第三者が「善意無過失」の場合は対抗できない。

心裡留保

問題に挑戦!

AとBとの間で令和4年7月1日に締結された売買契約に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、売買契約締結後、AがBに対し、錯誤による取消しができるものはどれか。

1.Aは、自己所有の自動車を100万円で売却するつもりであったが、重大な過失によりBに対し「10万円で売却する」と言ってしまい、Bが過失なく「Aは本当に10万円で売るつもりだ」と信じて購入を申し込み、AB間に売買契約が成立した場合

2.Aは、自己所有の時価100万円の壺を10万円程度であると思い込み、Bに対し「手元にお金がないので、10万円で売却したい」と言ったところ、BはAの言葉を信じ「それなら10万円で購入する」と言って、AB間に売買契約が成立した場合

3.Aは、自己所有の時価100万円の名匠の絵画を贋作だと思い込み、Bに対し「贋作であるので、10万円で売却する」と言ったところ、Bも同様に贋作だと思い込み「贋作なら10万円で購入する」と言って、AB間に売買契約が成立した場合

4.Aは、自己所有の腕時計を100万円で外国人Bに売却する際、当日の正しい為替レート(1ドル100円)を重大な過失により1ドル125円で計算して「8,000ドルで売却する」と言ってしまい、Aの錯誤について過失なく知らなかったBが「8,000ドルなら買いたい」と言って、AB間に売買契約が成立した場合

答は3です。詳しい解説は「あこ課長の宅建講座 意思表示②」を御覧ください。

あこ課長

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この記事を書いた人

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