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建築基準法4 用途規制 13の用途地域・建築制限・用途制限・特別用途地区における緩和・異なる用途地域にまたがる場合 宅建2023

用途地域一覧

今回は、用途規制について学習します。

テキストによっては用途制限となっている物もあります。

それぞれの用途地域にあった建築物を建てるための制限を学習します。

用途地域は覚えることがたくさんありすぎて、「無理~」となっちゃう受験生さんも多いです。

最終的には暗記ですが、まずは最初に考え方をお伝えしようと思います。

「どうしてそうなるのか?」の考え方を、用途地域のイメージと絡めて覚えれば、暗記したことを、ど忘れしたとしても問題が解けます。

あこ課長

建築基準法は範囲が広いので、数回に分けて投稿します。

試験出題率(建築基準法全体)
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目次

用途地域を定める場所

都市計画区域

用途地域

住居系

第一種低層住居専用地域低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域
第二種低層住居専用地域主として低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域
第一種中高層住居専用地域中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域
第二種中高層住居専用地域主として中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域
田園住居地域農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を
保護するため定める地域
住居系用途地域
住居系用途地域1
第一種住居地域住居の環境を保護するため定める地域
第二種住居地域主として住居の環境を保護するため定める地域
準住居地域道路の沿道として地域の特性にふさわしい業務の利便の増進を図りつつ
これと調和した住居の環境を保護するため定める地域
住居系用途地域
住居系用途地域2

商業系

近隣商業地域近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を行うことを主たる内容とする商業
その他の業務の利便を増進するため定める地域
商業地域主として商業その他の業務の利便を増進するため定める地域
商業系用途地域
近隣商業地域

工業系

準工業地域主として環境の悪化をもたらす恐れのない工業の利便を増進するため定める地域
工業地域主として工業の利便を増進するため定める地域
工業専用地域工業の利便を増進するため定める地域
工業系用途地域
工業系用途地域

まとめ表

全用途地域
店舗事務所
レジャー娯楽
工場

用途制限

特定行政庁の許可があれば、禁止されている用途のものでも建築することができる。

都市計画区域内では、卸売市場、火葬場、ごみ焼却場等の処理施設は、都市計画において、その敷地の位置が決定しているものでなければ、原則、新築、増築はできない。

用途制限

特別用途地区における緩和

特別用途地区内においては、地方公共団体は、その地区の指定の目的のために必要と認める場合、国土交通大臣の承認を得て、条例で、用途制限を緩和することができる。

異なる用途地域にまたがる場合

建築物の敷地が異なる用途地域にまたがる場合は、敷地の過半の用途制限が適用される。

(例)カラオケボックスを建てようとする場合、敷地が第一種住居地域と近隣商業地域とにまたがる場合には、その敷地の過半を占める地域のルールが適用される。

用途の異なる地域

問題に挑戦!

建築物の用途制限に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によると誤っている。どこが誤っているのかを見つけ、理由を述べよ。ただし、用途地域以外の地域地区等の指定及び特定行政庁の許可は考慮しないものとする。

1.大学は、工業地域、工業専用地域以外のすべての用途地域内において建築することができる。

2.近隣商業地域内において映画館を建築する場合は、客席の部分の床面積の合計が200㎡未満となるようにしなければならない。

3.図書館は、すべての用途地域内において建築することができる。

4.病院は、工業地域、工業専用地域以外のすべての用途地域内において建築することができる。

問題の解説は「あこ課長の宅建講座 用途規制」を御覧ください。

あこ課長

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この記事を書いた人

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